『古代史逍遥』dropout

古代史についてのホームページを運営しています。このブログでは、HPに載せられない事柄や、ちょっとした感想などを自由気ままに書いています。もしかするとその中に、真実が隠されているかもしれません(^J^)

饒速日命は隕石か?

f:id:hikona2:20191205000455j:plain


実はかねてより

饒速日命は隕石ではないかと思っていたのです。

 

日神であるようだけれども、

「速日」と言うのは、

太陽の運行よりももっと速い光の動きではないのか?

そこで、他の「速日」を含む神名を調べてみると、

甕速日神樋速日神がいます。

伊邪那岐命が火の神加具土命を斬った時に生まれた神です。

 

伊邪那岐命のこの場面は明らかに火山の噴火を表していると思います。

 

①火の神を斬る=噴火の始まり

②岩が砕け木が裂ける=磐裂神、根裂神

③閃光が走る=甕速日神樋速日神

④火山雷が発生=建御雷

⑤雨雲が出来て豪雨が発生=高龗神

⑥雨水が山を伝い谷を作る=闇龗神

⑦土地が隆起して新山が出来る=幾柱の山の神々

 

こんな感じでしょうか?

 

「速日」は高速で飛ぶ光を表すに違いない!

 

しかも饒速日命は磐船に乗って降臨しています。

空から降りてくる石…ほら!隕石だ!

そして降臨したのは大阪方面で、

なんと大阪には

「隕石が落ちて壊滅的な被害があった」という伝承があります。

そしてこれは京都ですが

鞍馬寺奥の院の魔王殿に祀られているのは

空から飛来した金星人?とか言われていて、

名前までついている。

それは「サナート・クマラ」

ヒンズー教の賢人の名前です。

これが転嫁して寺号の「くらま」になったとか (^'^)

 

この伝承も、もしかしたら隕石に関係があるかもしれない。

 

壊滅的な被害をもたらした隕石なら、

広範な地域で目撃されたでしょう。

それが各地で様々な伝承を生む。

 

しかしですよ。

大阪府交野市の星の降臨伝承がある星田妙見宮。

ここの由緒では、

星の降臨があったのは弘仁年間(810~823年)で、

弘法大師と関連づけられた伝承となっているのです。

ちょっと新し過ぎる (´・ω・`)

…と思っていたら、このお宮はクレーターの上にあるらしい。

しかもそれは千数百年前のものだとも…

 

なるほど、

隕石降臨伝説を後世になって

スーパーヒーロー空海に結び付けたんだな。

なにせ空海はスーパーマンだから

様々な不思議伝説と結び付けられていますね (^^♪

 

さて、千数百年前と言うなら、

その事件が、

鞍馬山饒速日命の伝説の元となっても

不自然ではなくなってくる!

 

そしてもうひとつ

「白庭」という言葉。

饒速日命が住んでいたと言われるところです。

伝承地は幾つかあるわけですがそれは少し置いといて、

「白庭」から連想すること。

発光体が落下し、その光芒で辺りが真白!

そんな光景を表しているのではないでしょうか?

 

饒速日命=隕石説

根拠となるものは、一つではなく

いくつも出てきた。

これはやはりそうに違いない!

 

そんな時、

木内鶴彦氏が著書で

同じようなことを述べていると知る。

数度の臨死体験を持ち、

彗星を幾つか発見している人物です。

当然さっそく読んでみましたよ。

 

氏によれば、

星田妙見宮の隕石落下は532年だそうです。

しかも

誰とは言わないがと言いつつ、

「それを利用した氏族がいる。」と…

 

臨死体験で見てきたこと…などと言うと

眉唾物に聞こえますが、

これまで

神社などに散々出入りして、

古代のことなど調べていると、

目には見えない何かがあると思うことはしばしば。

(言っておきますが、私はいわゆる霊感のあるタイプでは

ございません "(-""-)")

 

しかし経験上、こういうことを真っ向から否定はいたしません。

むしろ、いずれ科学で解明されるものと思います。

深層心理学とも関わる問題です。

 

そんなこんなで、

妙なところから

自説を補強されました (^J^)

木内氏の本は面白かったので

他のものも読んでみたいです。

 

冒頭の画像はギベオン隕石

2㎝ほどの小さいものですが、

存在感あり。

 

※星田妙見宮は映画「君の名は」と関連付けられても

いるようですね。気になってはいたけど見ていない。これは見なければ

ならんね。

 

古代史に関するホームページを作成中です。

こちらもよろしくお願いします。

iniparu.jimdo.com