『古代史逍遥』dropout

古代史についてのホームページを運営しています。このブログでは、HPに載せられない事柄や、ちょっとした感想などを自由気ままに書いています。もしかするとその中に、真実が隠されているかもしれません(^J^)

奈良県 三輪山にて。大鳥居と一の鳥居のこと。

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さてさて、多忙の上に猛暑!

すっかり更新が滞ってしまいました(-_-)゛

どこまで書いたのだったか…

自らの記事を復習する。

そうそう、大神神社の三つ鳥居を拝観したところまで書いたのでした。

その後、話はヤマタノオロチの事や、出雲の事となり…

よくわからなくなったので、項目に③とか付けるのは止めました(^^)d

 

今日は大鳥居の事を書きましょう!

この鳥居に大変な恩恵を受けたのです。

それは極めて個人的な事情ですが。

 

まずは、大鳥居の紹介から。

 

桜井市埋蔵文化財センターのある国道169号線の三輪参道入口交差点を大神神社の方に入ると、この大鳥居を潜ることになります。

○昭和61年竣工

○高さ32,2メートル、柱間23メートル

       ※熊野本宮旧社地「大斎原」の鳥居に次 ぐ 大きさです。

○材質   耐候性綱板

○耐久年数   1300年

     勿論、対地震対策も施されているとの こと。

 

足元のコンクリートの台座部分の大きさだけでも圧倒されてしまう巨大さ!

それ故、これが大神神社の一の鳥居と思っておられる方も多いと思いますが、一の鳥居は別にあります。

竣工されたのも昭和61年と新しい事にお気付きでしょうか?

 

一の鳥居は、国道から参道を神社に向かうと右手に見えてくる「大神教本庁」の敷地を抜けて県道199号線に出る所に立っています。

二の鳥居を少し小振りにしたような木製鳥居がそれです。

実は、この鳥居が面した道こそ、旧伊勢街道。ここから榛原方面へ向かい伊勢へと向かいます。

この街道に面した一の鳥居をくぐるルートが本来の参道です。

一の鳥居から少しの所に、摂社の綱越神社があります。

ここは、祓戸を祀る所ですから、ここで穢れを祓ってから参道に入り、神社へと向かったのでしょう。

それを知ってから、この本来のルートで参拝してみました。

皆様も大神神社参拝のおりは、是非このルートを辿って見て下さい!

 

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    大神神社・一の鳥居

  奥に見えるのは、大神教本庁の建物。

 

 

さて、新しく造られた、一の鳥居ではない大鳥居ですが、その偉容はまさに大神神社にふさわしいと言えます。

昔からあった物が、その時を待ちながら存在し、時を得て今姿を現した…そんな感じさえして来ます。

耐久年数1300年…

どのような世になっているのか。

逆に辿れば、1300年前は?

ちょうど古事記風土記の編纂が始まったころです。

なんと遥かな時を経たことでしょう!

1300年後の大鳥居の新調。

そんな光景を見てみたいものです ( ̄▽ ̄)

 

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