風神を訪ねて⑪ 島穴神社(千葉県市原市)
前回、前々回と
紹介した島穴神社ですが、
実は元は別の場所にありました。
それは、
今の鎮座地の
北方およそ100mの
畑の中にあり、
二つの社地の間を
JR内房線が走ります。
原社地には
碑が立っており、
表示されますよ。
もちろんそこにも
行ってみました (*^^)v
島穴神社の鎮座地の
伝承として
次のようなものがあります。
~林の中に深い穴があり、
そこから常に涼しい風が
吹いていたため、
風の神が坐す所とされた。~
神社名の
「島穴」も
それが由来とされ、
鎮座地の地名「島野」も
その転訛だと言われます。
また、
その風の吹き出していた穴は、
古墳の石室ではないかという
説もあり、
姉崎古墳群など
古墳群が多くあるこの土地なら
おおいにあり得ます (^^)/
しかし
ご覧の通り
旧社地の周りは
草が生い茂り
詳細を確認することが
出来ませんでした。
特にそういう時期だったのかも
しれません (>_<)
竹を立てて
注連縄を張ったような
跡がありました。
そいえば
この少し前に
大型台風が到来!
草が茂っているうえに、
荒れ気味なのは
そのためでしょう。
しかし、
台風の後の風神のお宮というのも
また乙なものではないか ('◇')ゞ
石碑の後ろ
木が茂っている辺り
心持ち盛り上がっているようにも
見える…
もしかしたら
古墳なのだろうか?
しかしながら現在
穴は確認できないとのこと。
古墳関連の品が
見つかったという話もなく、
謎に包まれている
島穴神社の原社地でありました…。
原社地全景
電車が来たので
慌てて撮影するも
失敗…。
古代史に関するホームページを作成中です。
現在滞ってますが…"(-""-)"
こちらもよろしくお願いします。