『古代史逍遥』dropout

古代史についてのホームページを運営しています。このブログでは、HPに載せられない事柄や、ちょっとした感想などを自由気ままに書いています。もしかするとその中に、真実が隠されているかもしれません(^J^)

大神神社にて 三つ鳥居を拝観する

f:id:hikona2:20180418020355j:plain

      ~JR桜井線(まほろば線)~

 

f:id:hikona2:20180418020748j:plain

 

田原本の唐古鍵ミュージアムを後にすると、いよいよ大神神社へ…。

大和八木駅近鉄大阪線に乗り換えて桜井駅まで行き桜井駅からJR桜井線で一駅乗ると三輪です。

本数も少ない二両編成の電車。

三輪駅は、小さな無人駅。

ホームから間近に迫る三輪山の山容がよく見えます。

駅から参道は歩いてすぐでした。

 

f:id:hikona2:20180418020924j:plain

鳥居をくぐり、

樹木に包まれた長い参道を行く。

実は、この鳥居は二の鳥居です。

この時は知らなかったのですが、

一の鳥居は、

もう少し西へ向かった大神教会の所に

あるのです。

その前を通る道は伊勢街道だそうです。

今は、こじんまりした静かな道ですが、

昔はここがメインストリートだったんです。

また、国道に面した巨大な大鳥居…,

これが一の鳥居だと思っている方も

多いと思いますが、

これは昭和になって出来たモニュメント。

でも、この巨大さと威容には

圧倒されます。

実は、この鳥居に関して非常に印象的な出来事があったんですよ。

しかし、それは次に参拝した時の事なので、

また後日。

 

 

f:id:hikona2:20180418021156j:plain

 

f:id:hikona2:20180418021338j:plain

    ~「はじめまして」ではなかった 大神神社

 

参道を進むと、小さな太鼓橋が見えてくる。

その時、また例の感覚が!

ここもまた以前来た事があった!

ここ数年、

歴史的探求の必要に駆られて訪ねる場所で

悉く湧いて来るこの感覚。

デジャヴとは違うのです。

そして、後でだんだんと思い出して来る。

やっぱり錯覚ではない。

以前にも本当に来た事があったと…。

それは、歩みを進めれば進めるほど

確信されました。

太鼓橋の先の短い石段の上から拝殿の屋根が

少し見えてる情景も、

石段を登りきった所にある注連縄鳥居も、

私は知っていました。

大神神社も、ずっと以前に絶対に来た事がある。

でも、それがいつ誰と、どういう経緯で

来たのか全く思い出せません。

ここ数年、こんなことばかり…

頭がおかしくなったのだろうか?@(・●・)@

こんなに記憶力薄弱だったっけ?

しかし、神社や遺跡関係でない記憶は

色んなことをはっきり憶えているんで…

本当にどうなってるのか (@_@)

  前世の記憶ではないか?」とも言われたりしながら…

 

 

さて、それは少し置いといて、

これからが本日の一大イベントなのです。

以前の記事で、

唐古・鍵考古ミュージアムのガイドさんに

三つ鳥居の見学について教えて頂いた事を書きました。

繰り返しますと、

拝殿の後ろにある三つ鳥居は、

社務所でお願いして

案内して貰わないと見る事が出来ないこと。

本当に、この時このガイドさんに会わなければ、

結局三つ鳥居を見ないまま帰ってしまった所でした。

後で、神社で貰った案内を見ると

小さくそういう旨の事が書いてありました。

しかも、予約が必要と…,。

しかし、その時はそんなの知らなかったので、

御朱印を頂いたあと、

ガイドさんの言ったように、

「あの〜  三つ鳥居が見たいのですが…」と

言って見たのです。

社務所の方は、「いま鳥居の案内を出来る人いますか?」と

奥に声をかけてくれました。

ちょうど手すきの方がいたようで、

かなり若そうなお兄ちゃんの神職さんが

出て来ました。

 

その神職さんについて拝殿横の廊下を行くと、

途中に手水があり、そこでお清めをして、

更に奥へ…

そしていよいよ、

最奥の三つ鳥居の見える位置へ…

しかし待てよ。いったいどの位の間見ていて良いのか?

案内してくれた神職さんが待っているわけだし。

よし、一目拝見したら

拝礼して短い神拝詞を唱えるなどして退出しよう…。

うん、それが良い!と思った矢先。

なんと、ちょうど夕方の拝礼の時間に当たったのか、

神主さんが現れ、三つ鳥居の前でご祈祷を始めたのです。

これは、なんと有難い所に遭遇したことか!

ですが、さっき心の中で考えた自分の進退の段取りが

狂ったではないか!

神主さんがご祈祷をしているのに、

柏手打つわけにもいかないし、

祝詞を奏上しているところに、

別の神拝詞を唱える訳にもいかんし…,

ということで、ご祈祷の素晴らしい光景を

しばし呆然と見た後、

あまり長いと案内の神職さんに悪いと思い、

振り向いて「有難うございました」と言うと、

「もう よろしいですか?」

何?! もう少し居ても良かったの〜?

 

こんな感じで、なんかギクシャクと

拝観を終え、

三つ鳥居の簡単な説明をしていただき、

このイベントは終了しました。

 

しかし、たまたま会ったガイドさんに教えてもらい

拝観してみると、ちょうどご祈祷の時間で

本当に偶然が重なり、有難い事でした (^_^)

でも、ここで一言。

やはり、三つ鳥居拝観は、

あらかじめ予約をした方が良いと思います。

今回は、たまたま案内出来る神職さんがいらっしゃったので出来ました。

今回自分は、なんか“唐突に申し出た変なヤツ”だったかも。

だって、ガイドさんの言い方だと

それで良いように聞こえたんだもの〜。

予約云々のことは、

後で神社案内を読んでから知った訳だし、大目に見てください <(_ _)>

 

でも、三つ鳥居の後ろはすぐ三輪山御神体

大げさでなく、山の湿り気を帯びた気が、

ゴォゴォと音を立てて降って来るような…

本当に神々しい場所でした。

もちろん、写真撮影は禁止。

自ら撮影した画像で紹介できないのが残念です。

 

f:id:hikona2:20180418022422j:plain

   ~奥の方に幽かに三つ鳥居の気配が感じられる拝殿~

 

  後で、立てられている幣束が八本なのに気付く。

  やはりヤマタノオロチかっ?!

  と思いましたが、

  その後数回に渡り参拝してみると、

  どうもその時々で幣束の数は

  違うようでもあったので、

  早合点は禁物 (´・ω・`)

  ※三輪山ヤマタノオロチについては、

   前の記事を参照してください。

 

hikona2.hatenablog.com

 

 

古代史に関するホームページを作成中です。

そちらもご覧ください。
iniparu.jimdo.com